2018年 07月 17日
今時、流行らない
3週間前のある日、左目に黒い網状のものがへばりついて
そう見えた。ゴミかと思ったが、これは眼の外に起こったことではなく
眼の中での出来事というのがわかるまで、少し時間がかかった。
そのうち、少しずつ、ごみは消えていったが、まだある。
眼を動かすたびにそのゴミが付いてくるのがうっとしい。
飛蚊症だ。目の老化現象だ。耳が、目が悪くなるようなもの。
とはいえ、うっとしくて本も読みにく。網膜剥離でもなければよいが。
3週間もたつので心配になって新しくできた眼科に行った。
呼ばれて診察室の中に入る。
見るからに不愛想な先生。
「これ」と言って検眼用のフレームを差し出される。
やはり不愛想だ。
レンズ入れ替え、再び「これ」といって視力検査の電光板を示される。
「ここ」と指さされ、顎を置いて光を当てられる。
上、下、右、左と、指示されるまま眼球を動かす。
「こっち」と、場所を変えて、いきなり点眼され、
ひどい何の薬なんだ!15分待つように言われて
ああ、散瞳剤を点眼されたのだと初めてわかる。
15分後、再び、あれ、これ、それ、なんて指示されて
そして、「大丈夫」の一言。それで終わり。
あのぉ~、つらいのですが・・・・と言ってみるが、
大丈夫をもう一度言われる。気になっていた網膜剥離はないんだ。
状況の説明は一切なし。何の検査をしたのかもない。
心配事が解消したが、ひどい医者だ。不愛想で
私の苦痛を聴こうともしない。
今時、このような医師がいるなんて。・・・・と昔はたくさんいたけれど。
安心感もあって、外に出ると、あまりのひどさに笑えた。
インフォームドコンセントの時代に。
この暑い夏なのに、夏の花は元気。
by wagamamayouko
| 2018-07-17 16:15
| 日々の出来事
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