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今時、流行らない



 

3週間前のある日、左目に黒い網状のものがへばりついて

そう見えた。ゴミかと思ったが、これは眼の外に起こったことではなく

眼の中での出来事というのがわかるまで、少し時間がかかった。

そのうち、少しずつ、ごみは消えていったが、まだある。

眼を動かすたびにそのゴミが付いてくるのがうっとしい。

飛蚊症だ。目の老化現象だ。耳が、目が悪くなるようなもの。

とはいえ、うっとしくて本も読みにく。網膜剥離でもなければよいが。

3週間もたつので心配になって新しくできた眼科に行った。

呼ばれて診察室の中に入る。

見るからに不愛想な先生。

「これ」と言って検眼用のフレームを差し出される。

やはり不愛想だ。

レンズ入れ替え、再び「これ」といって視力検査の電光板を示される。

「ここ」と指さされ、顎を置いて光を当てられる。

上、下、右、左と、指示されるまま眼球を動かす。

「こっち」と、場所を変えて、いきなり点眼され、

ひどい何の薬なんだ!15分待つように言われて

ああ、散瞳剤を点眼されたのだと初めてわかる。

15分後、再び、あれ、これ、それ、なんて指示されて

そして、「大丈夫」の一言。それで終わり。

あのぉ~、つらいのですが・・・・と言ってみるが、

大丈夫をもう一度言われる。気になっていた網膜剥離はないんだ。

状況の説明は一切なし。何の検査をしたのかもない。

心配事が解消したが、ひどい医者だ。不愛想で

私の苦痛を聴こうともしない。

今時、このような医師がいるなんて。・・・・と昔はたくさんいたけれど。

安心感もあって、外に出ると、あまりのひどさに笑えた。

インフォームドコンセントの時代に。


この暑い夏なのに、夏の花は元気。


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by wagamamayouko | 2018-07-17 16:15 | 日々の出来事 | Comments(0)